自己破産を考え始めたとき、一番不安だったのが「この先、家を借りられるのか?」ということでした。
クレジットカードや銀行口座の話は調べれば出てきますが、
「家」については情報が少なく、かなり不安だったのを覚えています。
特に私は、妻と子供3人の5人家族。
もし家が借りられなかったら…と考えると、正直かなり怖かったです。
結論から言うと、私は自己破産前に賃貸契約をして無事に入居できました。
ただし、振り返ると「タイミング」と「条件」がかなり大きかったと思います。
この記事では、実際に私が経験した
・賃貸契約のタイミング
・審査のリアル
・引っ越し後に待っていた現実
を正直に書いていきます。
自己破産後でも賃貸は借りられるのか?
結論から言うと、借りること自体は可能です。
ただし、
・タイミング
・保証会社
・収入状況
このあたりによって難易度はかなり変わります。
私の場合は、いわゆる「ギリギリ通った可能性があるパターン」でした。
【結論】私は自己破産“前”に契約した
私が賃貸を探し始めたのは、弁護士に相談してから、自己破産を決めた直後です。
まだ弁護士に正式に申し込む前のタイミングで、
そのまま物件を決めて契約まで進みました。
このタイミングだったからこそ、
審査に通った可能性は高いと思っています。
というのも、
・弁護士に依頼していない
・信用情報に大きな変化がまだ出ていない
この状態だったからです。
審査は1件のみで通過した理由
審査は1件だけ出して、そのまま通りました。
振り返ると、いくつかプラス要素があったと思います。
支払い遅延が一度もなかった
借入は複数あり、金額も大きかったですが
遅延は一度もありませんでした。
これが信用に影響していた可能性は高いです。
保証人が妻だった
保証人は妻にしました。
妻は信用情報に問題がなかったため、
これも審査に有利に働いた可能性があります。
信用情報のタイムラグ
仮に弁護士に申し込んだ後だったとしても、
受任通知 → 債権者 → 信用情報反映
ここには多少のタイムラグがあります。
正直、かなりギリギリだった可能性もあると感じています。
物件選びで優先したこと
物件はSUUMOで探しました。
優先したのはこの2つです。
家賃
家賃は約7.8万円に設定しました。
無理なく払えるラインを意識しています。
エリア(これがかなり重要だった)
長女の保育園の時に住んでいたエリアを基準に選びました。
・知り合いがいる可能性がある
・環境の変化を少しでも減らす
このあたりを考えての判断です。
さらに、
・義母の家から車で5分
・次女が0歳、妻は3人目を妊娠中
という状況だったので、
サポートを受けやすい立地を優先しました。
妥協したポイント
一番の妥協は「広さ」です。
もともと戸建ての4LDKでしたが、
2LDKのマンションに変更しました。
「今は耐えて、余裕ができたら引っ越そう」と家族で話して決めました。
初期費用と条件
・初期費用:約30万円
駐車場も契約しました:1台4,000円/月 × 2台
義母がよく来てくれるため、
あえて2台分契約しました。
不動産屋への伝え方
不動産屋さんには、
自己破産のことは何も伝えていません。
対応はとても普通で、親切でした。
審査では、
・確定申告書(自営業だったため)
など一般的な書類を提出しています。
引っ越し後に待っていた現実
正直、一番きつかったのはここです。
4LDK → 2LDKになったことで、
荷物が入りきらない問題が発生しました。
・ダイニングは段ボールだらけ
・寝る場所の確保もギリギリ
引っ越し当日と翌日は、
妻と2人でかなり落ち込んでいました。
さらにトラブルもありました。
エアコン業者がリモコンを紛失していたのに対応せず、
設置後に最低温度で確認運転後、操作できず困りました。
真夏だったのに冷房を止められず、
かなり寒かったのを覚えています。
結局、後日メルカリでリモコンを購入しました。
自己破産後の賃貸審査で見られるポイント
賃貸の審査は、「自己破産したかどうか」だけで決まるわけではありません。
実際に経験して感じたのは、いくつかの要素のバランスで判断されているということです。
主に見られるポイントは以下の通りです。
・収入(安定しているか)
・勤務形態(会社員か自営業か)
・信用情報(過去の延滞など)
・保証人の有無
・保証会社の種類
私の場合は自営業でしたが、確定申告書を提出していたこと、そして妻を保証人に立てたことがプラスに働いた可能性があります。
また、自己破産の手続き前だったことで、信用情報に大きな変化が出ていなかった点も大きかったと思います。
もし審査に落ちた場合はどうなるのか?
ここは多くの人が不安に思う部分だと思います。
結論から言うと、1回落ちたからといって終わりではありません。
賃貸は、物件ごとに
・オーナー
・管理会社
・保証会社
が異なるため、審査基準もバラバラです。
つまり、ある物件で落ちても
別の物件では普通に通ることがあります。
実際、「何件か落ちたあとに通った」というケースも多くあります。
なので、もし落ちた場合でも
「もう無理だ」と決めつけないことが大事です。
通りやすくするためにできること
これは私の体験と、後から調べて分かったことの両方を含みます。
これから賃貸を探す人は、以下を意識するだけでも通過率は変わると思います。
保証人を用意する
可能であれば、信用情報に問題がない人を保証人にすることで
審査はかなり有利になります。
私の場合も、妻が保証人だったことは大きかったと思います。
家賃を無理のないラインにする
家賃は「収入に対して無理がないか」を見られます。
目安としては、手取りの3分の1以内に収めると安心です。
私は約7.8万円に設定し、現実的なラインにしました。
タイミングを意識する
これはかなり重要です。
・弁護士に依頼する前
・信用情報に反映される前
このタイミングで動けるかどうかで、難易度は大きく変わります。
私自身も、このタイミングだったから通った可能性が高いと感じています。
物件や保証会社を変える
審査に落ちた場合でも、
・別の保証会社
・別の管理会社
に変わるだけで通ることがあります。
1件ダメでも、いくつか当たってみることが大切です。
自己破産後に賃貸を探す人が気をつけるべきこと
実際に経験して、これは気をつけた方がいいと感じた点です。
引っ越し後の生活を甘く見ない
これは本当に想像以上に大変でした。
物件を借りることに意識が向きがちですが、
実際にきついのはその後です。
・荷物が入りきらない
・生活スペースが確保できない
・精神的に落ち込む
特に家族がいる場合は、この負担がかなり大きくなります。
「とりあえず住めればいい」は危険
一時的なつもりでも、
実際はその環境でしばらく生活することになります。
私の場合はエリアを優先したことで、
・子供の環境
・妻のサポート
この2つがうまく回り、結果的に助かりました。
それでもこの選択は正解だった
大変なことは多かったですが、
結果的にこの引っ越しは正解だったと思っています。
・長女はすぐ学校に馴染んだ
・義母が頻繁に来てくれた
・妻の負担も軽減された
「生活の立て直し」という意味では、
かなり大きなプラスでした。
これから賃貸を探す人へ
最後に、これから賃貸を探す人へ伝えたいことです。
・できるだけ早く動く
・保証人や条件を整える
・完璧を求めない
自己破産=人生終了ではありません。
実際に私は、家も借りられましたし、
生活も少しずつ立て直せています。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
